ニュースで英会話はTOEIC600点には難しすぎて挫折
以前、リーディングとリスニングのためにNHKが提供している「ニュースで英会話」を学習していたことがありました。ですが、難易度が高すぎて続きませんでした。
何が難しかったといえば、単純に語彙が足りないのです。例えば「議会」と一言でも、日本なら「Diet」アメリカなら「Congress」イギリスなら「Parliament」です。そのほか時事特有の単語は聴きなれないものが多く、一文に知らない単語が2・3個も出てくるわけです。
難しい単語はクリックするとポップアップで日本語訳が出てくる仕掛けがあるので、簡単に単語の意味は調べられるのですが、何分わからない量が多いのでうんざりしてきてしまうわけです。ただ時事に特化した頻出単語を勉強できるのは確かなので、続けられれば力がつきそうです。TOEIC対策としてはラジオ英会話よりもよさそう。
また文法としては、基本的なことを応用しているだけです。でもそれがまた厄介。
Republican National Committee Chairman Reince Priebus has called the real estate mogul the presumptive nominee ~略~
共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長は、不動産王のトランプ氏を事実上の大統領候補とし ~略~
https://cgi2.nhk.or.jp/e-news/news/index.cgi?ymd=20160512
これなんか「call A B」ですけど、最初ピンとは来ませんでした。トランプ氏が不動産王だという知識があったので、「call A B」に結びつきましたが。ちなみに、もちろんestate、mogul、 presumptiveは知らない単語です。
そして会話文ないしインタビュー文の読みづらさ。
時事問題を英語で読んでいるので、本当にニュースで使われている語彙を学習できるのは大きいです。また、「マイ語学」というサービスに登録すると、無料とは思えない詳しくて質の高い解説もセンテンスごとに読むことができます。
あと、なんとなく使っているカタカナ英語を改めてしっかり理解できるのは大きいです。フレキシブルとかイニシアティブとか。柔軟性とか主導権とか言って欲しいと思う派ですけども。
ただ私には時期尚早でした。一年後この「ニュースで英会話」をある程度すらすら読めるようになりたいです。
簡単な英語を無理なく楽しく、が本当に継続の肝なんですね。頑張ろう。